大谷翔平選手が日本全国の小学校にグローブを寄贈すると発表があったのは11月。
12月から3月までに各小学校に配布される予定だそうです。
大谷選手から贈られる3つのグローブをどう使うか、学校としては悩ましいところですよね。
グローブをどう活用するかは、それぞれの小学校での活用法も変わってくるでしょう。
それにしても、子ども達の憧れの世界的なスーパースターとなった大谷翔平選手のサインが入ったグローブを実際に手にして遊ぶことができるなんて、なんて素敵なことなんでしょうか。
そこで、大谷翔平のグローブどう使うのか?小学校で実際に行われている活用法を紹介していきたいと思います。
大谷翔平選手寄贈のグローブどう使う?
大谷翔平選手から贈られるグローブをどう使えばいいのか?
これは、小学校の現場の教職員の方の悩むところでしょう。
1000人規模の小学校でも、数人しかいない小学校でも贈られるグローブの数は3つなんです。
これをどう子どもたちに使ってもらうのか?
何が問題なのか?を見ていきましょう。
グローブを使う際に考えるべきこと
贈られたグローブをどうつかうのか?
これは、先生たちの腕の見せ所でもありますが、非常に難しい問題ですよね。
グローブを使うに際して、どんなところに配慮する必要があるのでしょうか。
グローブを使用する際に配慮する点
1. 安全性
- キャッチボールをするとき、使用中にボールで子供たちが怪我をする可能性があります
- 使用前にグローブの状態を確認し、安全に使えるか破損や劣化がないことを確認する必要があります
- 使用中は安全面に注意し、子供たちが安全に遊べる環境を整える必要があります
2. 公平性
- 希望者のみの使用に限定するか、抽選など公平な方法で使用する必要があります
3. 管理
- グローブは高価な物品であるため、盗難や紛失に注意する必要があります
- 使用後は適切な場所に保管する必要があります
- 責任者を決め、管理体制を整備する必要があります
4. 衛生
- グローブは複数人で使用する可能性があるため、衛生面に注意する必要があります
- 使用後は子ども達に手洗いを徹底する必要があります
5. 教育的効果
- グローブを単に配布するだけでなく、野球の楽しさや魅力を伝える工夫が必要です
- 野球の授業や課外活動でグローブを活用する必要があります
- 野球の歴史やルール、技術などを学ぶ機会を提供する必要があります
6. その他
- グローブはあくまでも野球を楽しむための道具であることを忘れないようにする必要があります
- 野球以外のスポーツにも目を向ける必要があります
- 野球を押し付けることなく子供たちの個性や能力を尊重する必要があります
以上がすべてではありませんが、こういったことを配慮して上での使い方を考えなければいけないのではないでしょうか。
グローブを使う機会を平等にするということが難しいですね。
どのように活用するのが良いのか
グローブを使うには配慮しなければいけない点があるのはわかりました。
では、具体的にどのように活用したらいいのでしょうか。
例を示してみます。
大谷翔平選手寄贈のグローブ 小学校での活用法を紹介!
既に、大谷選手からのグローブを受取った小学校はたくさんあります。
各々の小学校の事情で、使い方が変わってくると思います。
その中で、大谷選手からのグローブを実際にどのように使っているのか?を見ていきたいと思います。
グローブは予約制で休み時間に使う
大谷選手から贈られたグローブを体育の授業で使うつもりであるという小学校はたくさんあるようです。
「野球やろうぜ!」の大谷選手からのメッセージは、授業だけじゃなく楽しんで欲しいという意味が込められているような気がします。
授業以外にも使える一番簡単な方法は、これではないかと思いましたのでご紹介します。
愛知県蒲郡市立蒲郡北部小学校でのグローブの使い方です。
職員室でグローブを管理し、休み時間に使いたい生徒は予約して使うというものです。
順番が回ってくるまで時間がかかりそうですが、使いたい人がつかえるわけですから、公平性も保たれるのではないでしょうか。
校庭で野球をしても良いという学校ならできそうですね。
特別授業で講師から指導を受ける
大谷選手から贈られたグローブを使って野球の特別授業を行うというものです。
広島県廿日市市大野東小学校でのグローブの使い方です。
指導は、プロが行います。
ここで注目すべきところは、小学校8校分のグローブを一か所の小学校で使うことです。
24個のグローブがあれば、生徒が同じタイミングでグローブをはめて野球の指導を受けることができるんです。
限られた時間で多くの児童がグローブを使えるようにと考えられた方法だそうです。
廿日市市の8校の小学校がこの特別授業を受けることになるのでしょうが、残念ながらこの特別授業は3月1日までの期間限定のようです。
このようなグローブの使い方を他の小学校でも取り入れて欲しいですね。
まとめ
日本全国の小学校に大谷翔平選手からグローブが贈られています。
もうグローブが届いた小学校では、それどう使うのでしょうか。
最初は、みんなでグローブを触って、本当に大谷選手がグローブをプレゼントしてくれたことを味わうでしょう。
学校という場ですので、安全性や公平性、教育的な意味など配慮しながら使い方を決めなければいけないところが大変です。
そういった点に配慮した上で、生徒が平等に使え、なおかつ野球のスキルなどを教えたり楽しんだりできるように使い方を考えないといけないんですよね。
実際に、予約制で休み時間にグローブを貸し出して生徒が使える仕組みを作った学校もあります。
広島県廿日市市では8校の学校と協力しグローブ24個を使って野球の特別授業を行うという使い方をしている学校もありました。
一番の目的は、子ども達がグローブを触って野球を楽しむことにあるので、この2校の取り組み方はとても良いのではないかと思いました。
大谷選手から寄贈されたグローブを一過性の使い方で終わらせないように、子どもたちの記憶に残る使い方ができたらいいですね。
以上、大谷翔平のグローブどう使う?小学校での活用法を紹介!をお届けしました。