大谷翔平

大谷翔平はボディビルダーとどう違う?筋トレメニューは何?

大谷翔平はボディビルダーとどう違う?筋トレメニューは何?
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大谷翔平選手を見て、以前にも増して体が大きくなったのでは?と感じませんか?

日本ハムでプレーしていたころは、他の選手よりも大きく見えましたが線が細かった印象があります。

メジャーリーガ―となった今、大谷選手はボディビルダーのようだと言われています。

好成績を残すため筋トレに励み、様々なメニューをこなしているからこその体だと思うのですが…。

そこで、この逞しい体はボディビルダーとどう違うのか?そしてどんな筋トレのメニューをこなしているのかを調べていこうと思います。

 

大谷翔平はボディビルダーとどんな点が違うのか

ボディビルダーときいてイメージするのは、ボディービルダーでタレントのなかやまきんに君や最近ではの横川尚隆さんを思い浮かべてしまいます。

いわゆる筋肉ムキムキの方達ですよね。

ボディビルに取り組むには、食事制限と減量や増量などを徹底して続ける精神力も必要となるため、簡単で誰でもできるということではないです。

当然、筋肉量を増やす目的と野球でのパフォーマンスを高めるためのものは違いがあるはずです。

大谷選手とボディビルをしている人たちの違いをみていきましょう。

 

見た目を比較してみよう

エンゼルス入団の2018年と2020年の筋肉の付き具合の変化が良くわかります。

今から4年近く前の写真と比較すると、上腕三頭筋がものすごく大きくなっていますね。

ボディビルダーの筋肉はというと

もう、なんだか筋肉の大きさが違います。

ボディビルは、鍛え上げた全身の筋肉を魅せるというのが目的ですので、筋肉のどの部位を鍛えてどう使うかというものとは違うんですね。

 

大谷選手の筋肉についての反応は

大谷選手のマッチョぶりに、多くの反応が出ています。

大谷選手は手足が長いのにマッチョに見えるといことは、付いている筋肉の量が多いということなんですね。

ある限界点までは、筋トレして鍛えそうです。

それが大谷翔平というか、そんな人ですよね。

 

野球選手とボディビルダーの筋肉のつけ方の違いは

野球選手とボディビルダーの筋肉の必要部位がちがいますので、そのつけ方が違うはずです。

筋肉のつけ方の違いを見ていくと…

比較項目 野球選手 ボディビルダー
トレーニングの目的 機能的な筋力、動きやスイング向上 筋肉の大きさ、見た目の改善
トレーニングの焦点 野球特有の動作に焦点 特定の筋群への徹底的な刺激
カーディオと柔軟性 柔軟性とカーディオも重要 筋力トレーニングが主体、一部に組み込まれる
身体軽量化 vs. 筋密度 身軽で速い動きが求められるため軽量 筋肉の密度やサイズに焦点
トレーニングバリエーション コアトレーニングや全身バランス維持 特定の筋肉に焦点を当てたトレーニング

※カーディオとは、有酸素運動(aerobic exercise)の略語であり、心臓と血管に関連する運動のことを指します。カーディオは、酸素を使ってエネルギーを生み出す運動で、持久力を向上させ、心肺機能を強化し、脂肪燃焼を促進します。主な有酸素運動には、走る、自転車に乗る、水泳、ウォーキングなどがあります。

ボディビルダーの体は、筋肉で重そうなのに対し、野球選手のからだは俊敏に動けることを必要としていますので、全く体つきが違ってきます。

このような違いがあり、大谷選手がボディビルダーになれることはなく、またボディビルダーが筋肉があるからと言って、野球選手になれるものでもないということになりますね。

 

大谷翔平選手の筋トレメニューはどんなもの?

野球選手に必要な筋肉の鍛え方というものがあるはずです。

不必要な筋肉をつける必要がないということは、筋トレと言われるあらゆることには取り組んでいないということになります。

大谷翔平選手は、どんな筋トレメニューをこなしているのでしょうか。

 

筋トレメニューの内容は

筋トレについて詳しく解説されている動画がありましたので、こちらで大谷翔平選手の筋トレメニューを紹介していきたいと思います。

シュウジ【自宅にフィットネスを】さんのYouTube動画『大谷翔平の驚異のウエイトトレーニング』から紹介していきたいと思います。

 

大谷翔平選手の筋トレメニュー7つ

1.ベンチプレス

  • ベンチプレスの重さについては正確には分からないものの、黄色のプレートが20キロで左右4枚ずつあり、外側のプレートがおそらく10キロか15キロだと推定されます。この推定から、ベンチプレスの重さは約120キロから130キロと考えられます。この重さを持ち上げることは非常に困難であり、野球選手としてのパフォーマンス向上のために行っていることが素晴らしいです。

 

2.スクワット

  • スクワットがトレーニングのビッグ3の一つであり、特にキングオブトレーニングと呼ばれ、股関節、膝関節、足首の三関節を同時に使う高度なトレーニングである。スクワットの重さは具体的には分からないが、おそらく180キロから200キロ以上であり、大谷翔平選手がこれをこなしていることは非常に印象的だ。また、スクワットの正しいフォームやリスクについては、大谷選手のスクワットが股関節や膝の伸展力を養い、野球のパフォーマンス向上に寄与している可能性がある

 

3.ボックススクワット

  • ボックススクワットはボックスにお尻を当てて行うスクワットで、おろす位置が定まっているため、メリットとして挙げています。また、大谷翔平選手がこのトレーニングを行っている様子の解説として、プレートの枚数や重さは分からないが、かなりの重量を扱っていると推定しています。特に注目すべきは、大谷選手がトレーニングベルトを着用せずに行っており、腹圧を自分の力でコントロールしていることから、背筋や体幹部の筋力が強いと評価。大谷選手のトレーニングフォームは慣れており、オフシーズンでもトレーニングをしっかり行っているでしょう。

 

4.デッドリフト

  • ヘックスバーは六角形のバーベルで、デッドリフトをしやすくしている。大谷選手がオフシーズンに行ったデッドリフトの動画で495ポンド(約225キロ)を上げる姿を紹介しています。大谷選手のフォームが優れており、背筋の強さがバッティングの飛距離に寄与している可能性がある。また、デッドリフトのトレーニングに注力することで野球選手にとって有益である。さらに、大谷選手が手首に巻いているものはリストストラップであり、握力を補助していることを指摘しました。

 

5.バックランジ

  • バックランジは、バーベルを80キロ持ち、前側でバーを保持しながら後ろに足を引いてしゃがむトレーニングです。大谷選手はこのトレーニングで80キロのバーベルを安定して支え、左右のバランス力も見せています。このトレーニングは下半身の筋力と同時にバランス力を養う効果があり、野球選手にとって重要なメニューとされています。

 

6・バックエクステンション(動画はヒップエクステンションとなっています)

  • このトレーニングは一般的でないマシンを使用し、お尻や太もも、裏ふくらはぎ、体の裏側の下半身を鍛えるもので、おそらく100kg以上の重りを使用しています。大谷選手はこのトレーニングを慣れたフォームで行い、特に股関節の伸展力を意識しています。このトレーニングにより、ボールを強く速く投げ、打つための飛距離を向上させる効果が期待されます。

 

7.スナッチ

  • スナッチは全身を使った爆発力や瞬発力を鍛えるトレーニングで、体の反動を利用して一気にバーベルを頭上まで上げる動作です。このトレーニングは多くのスポーツに適しており、瞬発力が求められる競技に効果的です。ただし、難易度が高く、基礎のトレーニングと全身の筋肉がある程度ついていることが必要です。大谷翔平選手もこのスナッチを行っています。

そして、シュウジさんは、普段から動画で確認できない範囲で、大谷選手は相当に徹底的なトレーニングを行っているでしょう。このような高いパフォーマンスを継続的に発揮できるのは、おそらく優れたフィジカルな能力があるからだと考えられます。そのため、大谷翔平選手は野球に限らず、他のスポーツでも一定の競技成績を達成できる可能性があると思います。

との内容を話していらっしゃいます。

シュウジ【自宅にフィットネスを】さんの解説で非常にわかりやすく大谷翔平選手の筋トレメニューが解説されています。

トレーナー目線での解説、わかりやすかったですね。

やはり、大谷選手の驚異的な筋力がプロのトレーナーに凄いと言わせてしまうんですね。

もはや、超人レベルですね。

 

メジャーリーガーには筋トレは必要不可欠か

大谷翔平選手が、筋トレする姿を見て、物凄い筋力があることがよくわかりました。

デッドリフト225キロの重さは、動かそうと思っても普通ではびくともしないそうです。

225キロ、例えていうなら今は引退した元関脇の逸ノ城さん。

逸ノ城さんと同じ重さを持ち上げるなんて物凄い力ですが、これは大谷選手だからできることのようです。

そのような負荷をかけるウエイトトレーニングは、メジャーリーガーにとって必要不可欠なのか調べてみました。

メジャーリーガーにウエイトトレーニングが重要な理由

メジャーリーガーにとって筋トレは非常に重要です。

  1. パフォーマンス向上: 筋力トレーニングはパワー、スピード、敏捷性などの身体的な能力を向上させるのに役立ちます。野球では、ホームランを打つためのパワー、ベースランニング時のスピードや敏捷性が求められます。
  2. 怪我の予防: 強化された筋肉は関節や靭帯をサポートし、怪我のリスクを低減させます。野球選手は特に腰、肩、肘などに負担がかかりますが、強化された筋力はこれらの部位を保護します。
  3. 持久力の向上: 長丁場の試合や長期間にわたるシーズンに備え、選手は持久力を向上させるためにトレーニングを行います。これにより、疲労に対する耐性が高まります。
  4. リハビリテーション: けがをした選手が早くプレーに復帰するためには、適切な筋力トレーニングが欠かせません。リハビリトレーニングは怪我の回復を促進し、再発を防ぐのに役立ちます。
  5. 打撃や投球の精度向上: 筋力トレーニングは打球の飛距離向上や投球の精度向上にも寄与します。特にバッターはスイングの威力を高め、ピッチャーは球速や制球力を向上させるためにトレーニングを行います。

総じて、筋トレはメジャーリーガーにとって身体能力の向上やケガの予防、パフォーマンスの最大化など多くの面で重要な要素となっています。

これは、他のスポーツにも言えることで、様々なスポーツ選手がウエイトトレーニングをしていることからもわかりますね。

このような意見もあります。

 

そしてウエイトトレーニングを行った結果、大谷翔平選手は、

このような発言をしています。

やはり、メジャーリーガーにウエイトトレーニングは重要なことであり、それをするのが当たり前なところもあるようですね。

 

まとめ

大谷翔平選手のマッチョな姿に、ボディビルダーみたいだ思った人もいるでしょう。

ボディビルダーに必要とされる筋肉と野球選手に必要とされる筋肉は異なっていました。

筋肉の大きさ、見た目の改善のための筋トレを行うボディビルダーに対して、機能的な筋力、動きやスイング向上のための筋トレをする野球選手、筋トレの目的が違うんですね。

目的が違うから、ウエイトトレーニングの方法にも違いがあるとわかりました。

日本では野球選手がウエイトトレーニングを行うことに懐疑的な意見もありましたが、メジャーリーガーには、いや今はどんなスポーツにでもウエイトトレーニングは必要とされています。

大谷選手の筋トレメニューですが、わかっているものだけで7つありましたが、どれもとても重量があり大きな負荷のかかるトレーニングでした。

デッドリフトというトレーニング、225キロという自分の体重の2倍以上のものを持ち上げることを野球選手がやっていることに驚きました。

その結果、体がボディビルダーのように力強くマッチョな姿に変化していくんですね。

物凄いトレーニングを持続して行っているからこその大谷選手の強さがあるのだわかりましたし、改めて大谷選手が野球に真摯に向き合っているのをまたひとつ知ることができました。

動画を見るとトレーニングは正しい姿勢で行われているのですが、スクワットもベルトしていないしセーフティバーも使用していないんです。

投手としては、来年復帰の予定の大谷選手ですが、くれぐれもウエイトトレーニングで怪我だけはしないで長くプレーをしてもらいたいと願うばかりです。

以上、大谷翔平はボディビルダーとどう違う?筋トレメニューは何?をお届けしました。