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SASUKEが海外で人気なのなぜ?選手が近代五種でオリンピックに出場してる?

SASUKEが海外で人気なのなぜ?SASUKE選手が近代五種でオリンピックに出場できる?
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『SASUKE』が、オリンピック正式種目に選ばれたというニュースを知り、とても嬉しくなりました。

そんな人きっとたくさんいますよね。

日本のテレビ番組で企画された人気番組のレースが2028年ロス大会の近代五種の「障害物レース」に採用になるとは!!

日本人として誇らしく思えるほどです。

「SASUKE」が海外で人気があることもオリンピックに採用される要素になっているはずです。

なぜ「SASUKE」は海外で人気があるのでしょうか。

この番組を初めてみた時、面白いのと同時に身体能力の高い人たちがやってのけることの凄さに驚きました。

当然完全制覇ができるまで何度も挑戦する人が出てきて、SASUKE選手の顔と名前がわかるようになり、今後このSASUKE選手の中からオリンピアンが出る可能性があると思うとワクワクします。

そこで、SASUKEが海外で人気なのはなぜか?SASUKE選手が近代五種競技でオリンピックに出場できるのかを見ていきたいと思います。

 

SASUKEが海外で人気なのはなぜか?

「SASUKE」の放送が始まったのは、1997年秋。

TBS「筋肉番付」のスペシャル企画としてスタートしましたが、2002年から独立番組となり2022年12月の時点で40回開催されている番組です。

この国民的な番組が、海外でなぜ人気があるのかを調べていこうと思います。

 

海外に番組を販売したところから始まった

2000年からTBSは「SASUKE」を本格的に海外に販売する事業を始めましたが、思ったより上手くいかなかったと。

2004年にやっと台湾と香港へ「SASUKE」を販売でき、2006年にはアメリカのケーブル局との契約をしたのだそうです。

日本で放送している番組は時間が長いため、一話を30分に編集しアメリカの事情に合わせたそうです。

TBSの番組をもとにアメリカ向けの「SASUKE」を作成するのため、音楽や英語のナレーションなどを付け加えて放送。

そして番組の名前をアメリカ版「Ninja Warrior」として誕生させたんです。

 

アメリカ人に忍者と筋肉のキーワードがマッチしたことが人気の理由

外国人って、忍者好きの人が多いですよね。

特にアメリカ人は、忍者が好きだそうです。

忍者は非常に強いヒーローだとか、東洋の神秘であるというイメージが強いそうなんです。

この番組は「Ninja Warrior」=忍者戦士(武者)という名前なんですよね。

子どもの頃から忍者好きが始まっているんですね。

そして同時に筋肉も大好きですよね。

今は日本でも盛んになりましたが、スポーツジムでマッチョになることを随分前からやっているのはアメリカ人ですよね。

体を鍛えることが大好きなアメリカ人は、筋肉が好きだといえるでしょう。

このふたつの要素が、「SASUKE」つまり「Ninja Warrior」の人気の理由でもあるそうなんです。

 

モチーフが任天堂スーパーマリオだったことが人気の理由

「SASUKE」をテレビで見た時に、カメラ位置が横に移動していきますよね。

横にスクロールしていくのは、任天堂の『スーパーマリオシリーズ』を想定してのことなのだそうです。

見ていればわかるということなんですね。

「言葉がいらない番組」「スーパーマリオを見ているような感覚になるのかもしれない」も狙いの一つだったそうです。

製作者側はこれがヒットしたと分析しているそうなんです。

 スーパーマリオと同じで落下したら終了。

確かに「見ていればわかる」子供からお年寄りまでが楽しめる番組であることが人気の理由になっているようです。

 

アメリカから人気が世界へと拡大した

アメリカでの人気は、年を追うごとに拡大していきました。

海外配給権も獲得していた『Ninja Warrior』は、アメリカを経由して2007年にはイギリス、2010年には中東と徐々に世界に人気が広まっていったんです。

どんな国や地域に人気が広まっていったのでしょう。

  • アジア
  • 欧米各国
  • 旧共産圏
  • アフリカ
  • 中東
  • 中南米諸国

世界160以上の国と地域で見られ、20ヵ国以上で現地制作されているそうです。

2022年5月には、海外版を含めて全世界合計で10億人の視聴者がいる世界的な人気番組となっています。

 「SASUKE」は大好きな番組ですが、これほどまでに世界的な人気番組だとは知りませんでした。

 

SASUKE選手が近代五種でオリンピックに出場してる?

1997年から放送されているSASUKE。

当然のことながら、「SASUKE」の歴史が一番古い国は日本なのです。

ということは、「SASUKE」の選手の中からオリンピアンが誕生する可能性もあると思ってしまいますね。

近代五種競技は、1人の選手が1日の間にフェンシング・水泳・馬術・レーザーラン(射撃、ラン)というそれぞれに全く異質な5種類の競技に挑戦する、万能性を競う複合競技です

このうち馬術競技の代わりに「SASUKE」が採用される障害物レースが入ります。

SASUKE選手たちは、この競技でロスオリンピックに出場できるのでしょうか?

どんな意見が出ているか見ていきましょう。

 

オリンピアン誕生を期待する声が

2011年の時点で、このようなツイートをしている人がいたんです。

先見の明がある方ですよね。

こんな意見が出ています。

 そして、”ミスターSASUKE”こと山田さんのコメントが

障害物レースの監督としてミスターSASUKEに頑張って欲しいです。

そう思ってしまいます。

岩本照さんは、ご存じだとは思いますがアイドルグループSNOWMANのメンバーです。

2017年3月から2022年12月まで、SASUKEに8回チャレンジしています。

岩本くんがオリンピアンになったら、めちゃくちゃ盛り上がりそうですね。

しかし、現実的な意見もあり、

こんなにもSASUKEに魅力を感じているアイドルなんて岩本くん以外にいはいないと思います。

オリンピックでリポーターとしてSASUKE を盛り上げるなんていいですよね。

 

実際にテストレースが行われた

「SASUKE」が近代五種競技の「馬術」の代わりに採用される可能性があるということで、近代五種テスト大会が行われていました。

エントリーした外国人のSASUKE選手たちが頑張っています。

とっても速いSASUKE選手がいるので注目です。

フランス人のウレ選手の、まさに忍者のような素早さに驚きます。

想定される障害物レースがこういった感じだとしたら、全然物足りないです。

もっとSASUKE感を打ち出したものにして欲しいと思います。

それに、落下したら泥水に浸かるというのがSASUKEの基本ですよね。

これはさすがに無理かもしれませんが…。

重要なことですが、近代五種競技のうち障害物レースだけに出るわけではないんですよね。

各国のSUSUKE選手たちが他の4つの競技もこなして、オリンピアンになれたら夢のある競技になるだろうなと思うのです。

みなさんは、どう思われますか?

 

まとめ

ずっとテレビで見て来た「SASUKE」がオリンピックの正式種目になるなんて、意外過ぎてとても喜ばしいニュースでした。

まず最初に「SASUKE」がオリンピックの近代五種競技の正式種目の候補になったのは、世界各国で知られている障害物レースであるということが前提です。

2000年を過ぎてからTBSが「SASUKE」の番組を海外に販売し始め、アメリカで爆発的な人気となりそこを経由して世界の国々に拡がっていきました。

「SASUKE」がなぜ海外でこれまでほどに人気があるのかというと…

「SASUKE」はアメリカ人が大好きな「忍者」と「筋肉」をキーワードとして「American Ninja Warrior」の名前で制作され放送されたことで人気が沸騰。

「SASUKE」は世界のみんなが大好きな任天堂ゲームの「スーパーマリオ」をモチーフとして作られており、言葉がいらない見ればわかる競技にしたことも日本や海外で人気がある理由なんですね。

もう制作側の計算通りといったところでしょうか。

そして今回2028年ロサンゼルスオリンピックの種目として正式決定となり、さすがTBSテレビ製作スタッフって凄い!って思いました。

実際にオリンピックの正式種目にするかどうかを検討するテストゲームが行われ、とても速い記録を出している外国人SASUKE選手もいるんですよね。

「SASUKE」には、これまで日本だけで3500人以上のチャレンジャー達が出場してきましたが、日本を含め世界各国の有力なSASUKE選手がオリンピアンになれたら夢が広がりますよね。

本当にSASUKE選手たちがオリンピアンになる日も近いのかもしれませんね。

そんな夢が実現することを願っています。

今回は、SASUKEが海外で人気なのなぜ?選手が近代五種でオリンピックに出場してる?をお届けしました。