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子どもの習い事はいくつ習わせたらいい?させてよかった3つの習い事をご紹介します

子どもの習い事はいくつ習わせたらいい?させてよかった3つの習い事をご紹介します
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かわいい赤ちゃんの時期が過ぎた我が子には、親としてこれからこの子をどう育てていこうか?という思いが沸き上がって来ますよね。

家庭以外で、何をどう教育していったらいいのかと考えた時、手っ取り早く何か習い事をさせたら良いのではないかと多くの方が考えると思います。

子どもの習い事は何をいくつ習わせるのがいいのか?親としては悩みますよね。

スポーツがいいのか?音楽が良いのか?お勉強がいいのか?などですよね。

そして、また親が悩むところは、それがその子に合っているのか?というところですよね。

もちろん子どもには、色々な習い事をさせていました。

彼らが大人になった今、その習い事の結果が出たといえるのか?について私の経験をお話していきます。

私の経験から子どもの習い事はいくつさせたらいいのか?また何をしたらいいのか?を見ていきましょう。

 

子どもの習い事いくつ習わせればいい?

子どもの習い事はいくつ?させてよかった習い事をご紹介します

子どもの習い事をいくつ習わせればいいのか?ですが、私の経験では習い事の数はひとつでもいいと思いますが、2つから多くて3つが限界ではないか?と思います。

まず最初に、お子さんが何歳であるか?ですね。

小学生になってから始めるのか、就学前の保育園、幼稚園の頃から始めるのか、それとももっと小さな頃から始めるのかによって何を習わせてあげるかが変わってくると思います。

それによって、一週間にいくつ習い事が入れられるかになります。

小さなお子さんでは、自分が何をしたいか?というのも伝えられないということもありますので、やはり親主導の選択になりがちですが、自分の子どもに何ができそうなのか?を考えてあげることが大切だと思います。

 

子ども達が続けた習い事

実際に、当時我が家の子ども達が何を習っていたのかを思い返してみました。

子どもの好きなことや得意そうなこと、またこれからできそうなことなどを考えて習い事を決めたという記憶があります。

また、レッスンにかかる費用や自分が送迎ができるのか?も考えて決めました。

 

長男の場合

長男(1994年生まれ)が続けた習い事

1歳~ ベビースイミング(親と一緒に)
3歳~6年生まで スイミングスクール
4歳~6年生まで 公文式(国語、算数、途中から英語)
小学3年生~6年生まで 陸上クラブ

中学1年生~高校2年生まで私立中高一貫校だったため塾には通わず

※部活は中学から高校まで陸上部に所属

高校3年生 受験のため予備校で講習を受講

息子の場合は、赤ちゃんの頃からになりますが母親とのスキンシップも兼ねてベビースイミングから始めました。

ベビースイミングをやっていたので、スクールでひとりで教えてもらう形に移行するのもとてもスムーズでした。

周りの勧めもあり年中さんから公文式の教室に入りました。

毎日プリントの宿題がありますので、子どもにとっては毎日負担があったわけです。

週二回の公文式の教室に通うこと、週一回のスイミングスクール、そして週一回の陸上クラブ、これを小学校を卒業するまで続けました。

息子の場合は、小学生の頃に3つの習い事をしていたということになります。

学校から帰ってから、平日4日間は習い事をしていましたし、公文式のプリントは教室で学習する日以外は毎日家でやらなければなりませんでしたね。

習い事の送迎が負担になるものですが、公文式の教室は徒歩でいけるところでしたし、スイミングスクールはバスで自宅まで送迎してくれました。

陸上クラブは、父親自身が陸上競技が好きでしたので、クラブの送迎も母親だけが行うということがなく分担できましたし大会出場時には父親がしょっちゅう応援に行ってくれました。

息子本人が一番乗り気で習っていたのは、陸上クラブでの走ることでした。

小学校3年生で始めた陸上クラブが、のちの彼の人生に大きく影響するとはその時は思ってもみませんでした。

時には嫌になることもあったでしょうが、どの習い事も途中で辞めたいということを言わなかったので、その点での苦労はありませんでした。

 

長女の場合

長女(2002年生まれ)が続けた習い事

5歳~高校3年までスイミングスクール
5歳~小学6年まで ダンススクール
小学1年~小学6年まで 公文式(国語、算数、途中から英語)

中学1年~3年まで スクールIE(学習塾)※部活は水泳部に所属

高校1年~3年まで 家庭教師 ※部活は水泳部に所属

まずは水泳から始めよう!ということで娘も兄と同じようにスイミングスクールから始めましたが、その後もコーチやスタッフの方々ととっても長いお付き合いになるとは、やはりこの時にはわかっていませんでしたね。

幼稚園の時にちょうどキッズダンスというものが、フィットネスクラブで始まった頃でしたのでリズム感だけは抜群だったので習ってみることにしました。

ダンスを習いステージで発表することで、舞台度胸がつきました。

小学校に入る少し前に公文式の教室に通い始めましたが、兄と同じようにはいかずプリントをやらずに教室へ行ったり不真面目な取り組みをしていましたので、それを注意したり促したり、これを何度も繰り返しました。

中学に入ると次のステップの高校受験を考えて学習塾へ通うことにしましたが、子どものグレードに合わせてもらえるとのことで個別指導を選んだため受講料が高額になってしまいました。

高校では水泳部に所属していましたが、水泳部の練習イコール帰宅する前のスイミングスクールでの練習という位置づけだったため、毎日練習してから帰宅していました。

水泳に関しては頑張っている姿をたくさん見せてくれました。

そうなると時間がとれないため、家庭教師をお願いすることになりました。

娘の場合も、小学生の時は週に3つの習い事をしていました。

我が家の習い事の選び方が、毎日学習する習い事をベースに、運動系の習い事を入れるというパターンになっていたことになりますね。

娘も兄と同じように、1週間の内4日間は習い事の日になっていました。

我が家では、小学生の子どもの習い事は週に3つ入れることは可能だったということになります。

 

習い事の費用はどれぐらいかかった?

習い事には、必ず費用がかかります。

習い事によっては、高額であったり、回数の割にはお安いと感じるものがあったりと様々だと思います。

我が家の子ども達の習い事には、どれほどの費用をかけたかをお伝えしていきます。

 

長男の場合

小学生の頃の3つの習い事にかかった費用は時が経ち記憶が定かではないですが、こんなところです。

習い事 回数 費用
スイミングスクール 週に1回 6000円程度(月額)
公文式 週に2回

6300円×3教科で18900円(月額)

陸上クラブ 週に1回

大会、通年あり、冬は月に数回と多め

 

15000円程度(年間)他、大会エントリー代金がかかりました

これは、当時の費用で、現在はもっとお高くなっていますよね。

今になってみると、結構お金使ってたなーって、びっくりします。

陸上クラブは、地域の方がボランティアで教えてくださっていたので費用としてはかなり安かったですね。

しかし、その都度遠征費と大会のエントリー代金が別途かかりました。

陸上クラブでは、ランニングシューズとチームのTシャツを購入する程度で、購入品にそれほどお金はかからなかったと記憶しています。

 

長女の場合

こちらも時が経ち記憶が定かではないですが、小学生の頃はこれぐらい費用がかかっています。

習い事 回数 費用
スイミングスクール 週に1回 6000円程度
ダンススクール 週に1回 6000円程度
公文式 週に2回 6300円×3教科で18900円(月額)

うーん、公文式は学習するのが2教科であろうと3教科であろうと、兄弟で割引というのもありませんから高いですね。

現在の公文式の受講料を調べてみたところ、消費税が上がったのもあり一教科7700円(税込)とのことですので、一昔前でよかったです(笑)

スイミングスクールは、中学生からコース変更をしているため、月額10,000円弱かかりました。

スイミングスクールのチームジャージや水着を購入するので、チームジャージが変更になるとまとまったお金(約3~4万円ほど)必要になることがありました。

他には、水泳の試合があるとその都度エントリー代がかかりました。

スポーツ系の習い事は、ユニフォーム代や競技に合わせて道具が必要になるため、一時的に高額な支払いが発生することが多いようですね。

 

子どもの習い事がその後どう影響した?おすすめの習い事は?

子どもの習い事はいくつ習わせたらいいの?させてよかった習い事をご紹介します

振り返れば、我が家では子どもの習い事をいくつまで入れらるか?何をさせればいいのか?をそんなに真剣に深く考えていなかったと思います。

近所のお子さんが習っていて評判が良いなどの話、いわゆる口コミ情報で通うかどうかを判断していたところがありました。

きっと、まだインターネットで情報を得るという時代が本格的に到来していなかったからでしょう(笑)

高額な月謝を払い続けた公文式でも得たものはありました。

先取学習をするという公文式ですが、残念ながら二人とも学年相当のところを学習しておりました。

公文式の英語に関して息子が言うには「中学2年までは役に立って学校の授業が楽だったけれども、そこで僕の公文式での英語の貯金は尽きた」と言ってました。(笑)

といえども、漢検や英検は先生が指導してくださるので、検定試験を受けて合格するということを小学生のうちに経験でき、子ども達が自己肯定感を得ることができたと先生には感謝しています。

決して楽しいことではない勉強のプリントを毎日やらなければならないという我慢の練習もできたと思っています。

きっかけはどうであれ、たまたま通うことになった陸上クラブでは息子が、そして娘はスイミングスクールに通ったことが、彼らに良い結果をもたらしました。

 

習い事で得たものは?=長男の場合=

陸上クラブに通ったことがきっかけで、息子は中学高校と陸上部に所属していました。

中学3年生の時は、地区の中体連陸上3000mで優勝するなど好調でしたが、高校では伸び悩みながらも高校3年まで続けました。

大学でも陸上部へ入り今度は長距離だけでなく中距離もやり始め、結局大学院まで陸上部で部活を続けました。

今は社会人ですが、体育会スピリットといいましょうか、絶対に諦めない!最後の最後では全力を絞り出す!という人間になっていますが、これを学ぶきっかけが小学3年で始めた習い事、陸上クラブということになりました。

つい先日も大阪マラソンに出たりと、走ることは彼のライフワークとなっているようです。

 

習い事で得たものは?=長女の場合=

兄と同じく、スイミングスクールに通ったことがきっかけとなり、中学高校では水泳部に所属し自由形で頑張っていました。県大会では、表彰台に上ったことも、上れなかったこともたくさんありました。

高校では、テスト期間でも土日に試合もありましたし、毎日週6日きつい練習に行っていました。

兄とは違って、あわよくば、楽してさぼりたい子だったのですが、水泳だけは、コーチから技術的そして精神的な指導もしていただき、本人が一生懸命取り組み、普段とは違う姿を見せてくれました。

そして、高校では大きな目標にしていた東海大会に400mリレーのメンバーで出場することができ、本当に長い間続けて来て良かったと親子で喜びました。

頑張りぬいて、高校3年の8月末に13年間お世話になったスイミングスクールから卒業しました。

娘の場合、水泳を最後まで取り組めたことで、精神力と頑張ることの大切さ、そして自己肯定感、これらを得ることができました。

今春、大学で水泳の授業があった時には、ぶっちぎりの速さで泳げるので「めちゃくちゃ楽しい~!」って言ってましたね。

そんな笑顔を私に見せてくれた時、送り迎えや試合のお弁当作りも大変だったけれど、水泳を長い間頑張ってくれて良かったなと思えました。

 

おすすめの習い事は?

習い事をさせてみた結果、やはり本人の好きなことや得意なことができて、楽しいと思って続けられたことが、人間としてプラスになっています。

おすすめは、運動系ひとつと学習や楽器などひとつ、つまり「静」と「動」をひとつずつでしょうか。

未就学児や小学生は体づくりも大切になりますので、運動系をひとつ選んでみてはどうかと思います。

他は、楽器や絵画、英会話、学習、今はプログラミングというものも習い事の選択肢のひとつになっていますから、そこから選んでみるのも良いですね。

そして、習い事にかかる費用も考えて決めることが大切です。

よくある話ですが、親さんは、男の子にはお父さんがやっていたスポーツをやらせたり、女の子にはお母さんがやっていた習い事をすすめてみるものです。

これ、本当に多いんですよね(笑)

それでうまくマッチすることもあれば、全然合わなくてダメだったということもあります。

我が家の場合は、長男の陸上クラブ、長女のスイミングスクール、二人ともやはり他の習い事よりも喜んで通っていました。

途中で泣くほど行きたくないと言い始めるような習い事は、やっぱりその子には合っていないのだと思います。

やはり、子どもさん自身が通うのが楽しい!と思ったものが子どもさんの能力を伸ばします。

子どもさんとよく話をする中で、興味をもっていることを探してあげてください。

そしてそれを実現するには、どんな習い事が良いのかを見極めて数個習わせてあげるのが一番良いのではないでしょうか?

 

まとめ

子どもの習い事はいくつ習わせたらいい?させてよかった3つの習い事をご紹介します

子どもの習い事をいくつ習わせるか?ですが、結論として、1~3個ぐらいを習わせてあげるのが良いのではないかと思います。

これは、何を習わせることがベストなのかがわからない分、とても慎重になることかもしれません。

でも、この先何がどう転んでどうなるか?なんてわからないので、子どもさんの能力を伸ばすきっかけとしての習い事をさせてあげて欲しいなと思います。

子どもにとって、学校以外でそれを経験し深く知ることができ、もっと向上したいと思って頑張ることで精神の鍛練もできるのが習い事だと思うのです。

これって素晴らしいことですよね。

子どもが小さな頃から親がそういった環境づくりをしてあげることは、とても大切なことだと思います。

習い事はまず、子どもさんの能力を伸ばすかもしれない種まきとしてとらえたら良いのではないでしょうか。

我が家では、子どもの習い事は、1週間7日間のうち4日を習い事に通わせるということをしていましたが、他の3日間はお友達と遊んだり家族との時間を過ごすことに使えました。

それで二人から不満の声が上がるということがありませんでしたし、多分これがギリギリぐらいだと思います。

もしかしたら、あとひとつぐらい増やせるかもしれませんが、それはお子さんのキャパ次第だと思います。

きっかけは、自分の子どもに何か習わせたいということで選んだものでしたが、その中でその子に合ったものが、人間の成長にも大きく関わっていくのだと後になってわかりました。

確かに習い事でのお世話やお付き合いって面倒ですし大変ですが、一生やらなくてもよい期間限定の親の役目と思えばやれるもので、後になってみればそれも良い思い出になるものです。

子どもさんとたくさん話をして、子どもさんが喜んで通える習い事を選んであげて欲しいと思います。

それでは以上、子どもの習い事はいくつ習わせればいいのか?をお届けしました。