10月2日、ジャニーズ事務所を解体し新会社を設立しスタートするという記者会見が行われました。
社長は東山紀之さん、そして今回副社長として井ノ原快彦さんが就任するという正式発表がありました。
ジュニアの育成をやって副社長も?
しかもタレントとしての活動も続けるとのことで、これはさぞかし大変なことだろうと…。
なんだかいつも無理難題を押し付けられている印象のイノッチの立ち位置って微妙だなと思われた方もいらっしゃると思います。
「イノッチっていい人だよね」って言われてきた方ですが、世間の評判やその評価が気になります。
今回は、イノッチの立ち位置はこれでいいのか?いい人だけでない評判や評価を調べていこうと思います。
イノッチの立ち位置は?
井ノ原快彦さんのイノッチという呼称は、世間に広く知られていますね。
親しみがわくニックネームにぴったりの印象の井ノ原さんは、V6のトニセンのお兄さんの方の一人でした。
まず、滝沢秀明さんがジャニーズアイランドの社長を退任したタイミングで井ノ原快彦さんにバトンタッチされましたね。
そして今回の、ジャニー喜多川氏の性加害問題でジャニーズ事務所がどうなってしまうのかといった局面で副社長に就任が決まりました。
井ノ原快彦さんを副社長に推挙したというのには、理由があったはずです。
そのプロセスも見ていきましょう。
V6のメンバーからジャニーズアイランド社長へと立ち位置が変わる
2022年11月1日、滝沢秀明さんがジャニーズアイランドの社長を退任し井ノ原快彦さんが後任を務めることが発表されました。
それに関して、井ノ原さんを心配する声がでていました。
「元・V6の井ノ原快彦が、滝沢秀明さんに代わってジャニーズアイランドの社長になりましたが、これから上手く行くと思いますか??」という質問に対して
滝沢秀明さんの穴埋めで、タレントである井ノ原快彦さんをジャニーズアイランド社長にするのは時間的にも無理があるのでは?といった声が出ていました。
ファンはこの事態を心配したのでしょうが、滝沢秀明さんの後任に井ノ原快彦さんを選出した理由をジャニーズ事務所はこのように発表しています。
後任の井ノ原については「ジャニーズJの育成はジャニーズJr.経験者に担ってほしいという先代社長ジャニーの遺志に従い、井ノ原快彦に社長就任を依頼致しました」
「井ノ原は12歳でジャニーズ事務所に入所いたしました。Jr.の人数がまだ多くない時代にジャニーと多くの時間を過ごし、直接指導を受けております。そして、V6では年齢の異なるメンバーの調整役を26年間、務めてまいりました。グループでの活動に加えて個人としても、数多くのドラマやバラエティー、情報番組MCと多岐にわたるキャリアを積んできた井ノ原ではございますが、Jr.時代には同世代の仲間が次々とデビューしていく姿を見送る側の立場も経験いたしました。そのような辛い時期を乗り越え、V6としてデビューするに至った人間力を高く評価しております」
続けて「プライベートではジャニーズJr.と同世代の息子を含む2人の子供の父親として、自分が育った時代とは異なる価値観を持つ子供達への理解を深め、子育てをしている様子から、必ずやJr.のメンバーの話をよく聞いて彼らの能力を伸ばしてくれるものと期待しております。そして、ジャニーのタレント育成の本質であるタレントとしてだけでなく、人間的に成長できるように井ノ原らしくJr.達を指導してくれると確信しております」 引用元:ORICON NEWS
人間力を高く評価された井ノ原快彦さんだからこそ、滝沢秀明さんの退任の後を任されることになったんですね。
ここから、イノッチはタレント活動と並行する“プレイングマネージャー”になりました。
Jr.育成会社社長から新会社の副社長へと立ち位置が更に変わる
2023年10月2日、ジャニーズ事務所の会見が開かれ「ジャニーズ事務所」の会社の名称を「SMILE-UP.」へ変更し被害者補償業務のみを行うことを発表しました。
補償は11月から始め、所属タレントのマネジメントと育成業務などを行う新会社を設立すると発表しました。
そして、その新会社の副社長に井ノ原快彦さんが新たに就任したとの発表もされました。
プレイングマネージャーどころじゃないですよね。
イノッチ、タレント業と兼ねて副社長って大変だなぁと思ってしまいました。
ジュニアの育成もタレントのマネージメントもする新会社となれば、今までしたきた仕事をそのまま継続して副社長になるということですね。
新たな方針で設立した会社ですから、社長の東山紀之さんの右腕としての活躍も期待されるでしょう。
それにジャニー喜多川氏の件では抱えている問題の大きさもあります。
ご自身のタレント業は継続しますとのことですので超多忙になることが予想されますね。
イノッチのいい人だけでない評判や評価は?
イノッチは「いい人」であろう立ち位置でファンからも、そうでない人からもそんな印象で見られてきた人でしょう。
もちろん、そういった人柄の良さからもJr.の育成に携わる仕事を任されたわけですよね。
それだけではなく、抜群のコミュニケーション能力があるんですよね。
それが一回目のジャニーズ事務所の会見の時からとっても目立っていました。
どんな評判や評価がでているのか調べていきましょう。
いい人だと好感度が爆上がりした一回目の会見
7日に行われたジャニーズ事務所の記者会見には、東山紀之新社長や藤島ジュリー景子前社長とともに登壇しました。
記者会見で記者からの質問に納得いく回答をしなければならないのは、簡単なことではないと思うんです。
コミュニケーション能力が高い
しかし井ノ原快彦さんは、NHKの「あさイチ」で有働由美子アナウンサーとMCを8年間も続けそこで養ったコミニケーションスキルはかなりのものです。
新社長になるという気負いが出てしまい堅くなっている東山紀之さんに対して、常に自然体であり自分の言葉で対応する井ノ原快彦さんの姿がありました。
聡明である
9月7日の会見での井ノ原快彦さんは、周りも見えていて質問に対しても自分の言葉で真摯に答えている様子が見えて頭の良さを感じました。
井ノ原くんの聡明さが
こんな形で世に知られるのは複雑です。
ずっとトニセンの末っ子として、
楽しく、笑顔な井ノ原くんを見ていたい。
それだけの願いが、今凄く遠く感じています。
ただ、どうなろうともトニセンについて行きますよ、えぇ。— 茉莉🌙*゚🐇 (@mari_lhkn_0630) September 7, 2023
井ノ原快彦さんの器の大きさを感じるや好感度が上がったといった報道がされました。
Jr.の育成に責任感を感じられる
ジャニー喜多川氏のジュニアに対する性虐待は許されるものではありません。
お亡くなりになっていなかったら、逮捕されたであろうことをした方です。
そもそも、そこが問題となって記者会見を開いているわけなんですよね。
では、井ノ原快彦さんは、ジュニアの育成をちゃんと行っているのか?が気になるところです。
ジャニー喜多川氏が所属タレントのことを「YOU」と呼んでいたのは有名な話ですよね。
これは名前が覚えられないからだとご本人が言っていたそうです。
井ノ原さんは逆に、200人のジュニア全員の名前を覚えているそうなんです。
これは、自分がジュニアを育成する責任者だという気持ちがなければできないことであり凄いことですよね。
関係者の話では「イノッチは関西や地方に住むジュニアが都内で仕事に来ると、ジュニア生の性格などを把握するために『メシ行こう』と誘って会食しひそかに〝面談〟しているそうなんです。
そして仕事の合間を縫って、自社コンテンツで使うための写真を撮るためにジュニアの仕事現場に顔を出していると。
その写真を親御さんにも送ったりしているそうなんです。
自分が育成しているジュニアの親の気持ちもわかってくれている指導者なんですね。
イノッチ社長が理想の上司すぎる。この人の下で働きたい pic.twitter.com/52IK3kTrxu
— mee 2nd (@menoura_dayo) October 2, 2023
こんな感じでにジュニアを育成していることもわかりました。
子ども達が楽しく開放的にレッスンを受けられる状態であるのがわかりますね。
このように、9月7日の会見での井ノ原快彦さんは好印象を与えるものとなったようでした。
10月2日の会見でイノッチの評価はどうなった?
9月7日の記者会見で「いい人」「聡明である」など好感度抜群だった井ノ原快彦さんは、会見を見ていたひとたちからどんな評価を受けたでしょうか。
会見の最初に「被害者の方への誹謗中傷はどうかやめてください」というお願いから入りましたね。
前回の記者会見と同様にナチュラルな話し方で自分の言葉で語っているという印象でした。
被害者に対して酷な発言をしてしまった
質疑応答の最終盤に記者から「ジャニー氏の性加害が(ジャニーズタレントらに)及ぼしていた影響について、ご見解をお伺いできれば」という質問に対しての回答が問題視されています。
やっぱ井ノ原快彦が「事務所に残ったのは死ぬ気で頑張って残るべくして残った者で、残れなかった者は遅かれ早かれこの世界に向いていない者」と言い放ったのが本当に許せない。未成年のうちに性被害を受けてトラウマとフラッシュバックに苦しんで、頑張る機会すら奪われた人たちに掛ける言葉がこれ??
— 紫藤春香💜✍️📚🌸はるちん (@chuck_abril17) October 3, 2023
これを聞いていて厳しいことを言っていると感じました。
会見会場から不満の怒号が上がった時の対応を間違った
途中、指名してもらえない記者の方が怒りの言葉を言い始めました。
怒号とでもいいましょうか。
そのあとです。
【ジャニーズ会見】
井ノ原快彦、揉める報道陣への一言に会場拍手https://t.co/t03y2Bg1jR「小さな子どもたちも見ている。ルールを守っていく大人たちの姿を見せていきたい。どうか、どうか落ち着いてお願いします」#スマイルアップ pic.twitter.com/GWo91kJHgW
— モデルプレス (@modelpress) October 2, 2023
これを聞き、こうやって場をおさめるのも頭がいいからやれるのかななどと思っていましたが…。
この発言に対して拍手をする方もいましたが、それも問題視されています。
最近とみに言われるようにもなってきた
“トーンポリシング”だけど
正当な批判に付随する感情表出を取り沙汰し主題をすり替えて封じ込めて逃げようとするやり口は狡猾な者が行う昔からの常套手段
今回井ノ原快彦は見事に自らの狡猾さを曝け出したよね😑
“どの口が言う😩”のおまけ付きでな😐 https://t.co/P15K2Je99S— levi2.jp (@levi_20202) October 4, 2023
初めてしりました、このトーンポリシングという言葉。
井ノ原快彦さんは、これをトーンポリシングだとわかっていて意図的にやったのでしょうか?
そうは思えないのですが、こんな意見もあります。
語弊があります。正しくは、一部の記者がわめき散らしたので同業者の記者が彼女を恫喝した。それに対して会場がざわついたので井ノ原さんが会場全体に呼びかけた、、です。メインテーマの事務所解散と新会社設立の話も出来ないほど自論をわめき続ける女性記者は、視聴者から見ても異常でした。
— matomato (@matomato60) October 3, 2023
あのシチュエーション全体を見ている方の意見ですね。
ほどんどの人は、井ノ原快彦さんが論点すり替えをしたと捉えていますね。
☝️
公認心理師からコメントが。やはり。
違和感大で、今までもこうやって後輩たちの声を封じてきたのかなと感じてしまった。
一問一答も言うなら第三者がやるべきで加害側が記者に言うことではない。体質は変わらないね。
≫会場から拍手がわき起こり、複数メディアに好意的に報じられた。
むしろ、この拍手した記者たちを記者会見してとことんまで真意を聞いてやるべき。
残念ながら、井ノ原快彦さんはやり直し会見で以前受けた評価とは真逆の評価をうけることになってしまったのです。
イノッチはいい人ではなく危うい人という評価に
10月4日の夜7時のNHKニュースで報道された内容に驚きました。
NHKのスクープということなんですが、記者会見が正しく行われていなかったというのです。
全ての記者に質問する権利があるはずですが、それをさせないようにしていたという疑惑が出てきました。
疑惑というよりも証拠が出て来たんですね。
いったい何があったのでしょうか。
会見で質問指名のNGリストが存在していた
なんと10月2日の記者会見の会場には、質問指名の「NGリスト」が持ち込まれていたというのです。
ということは、あの会見は正しく行われなかったということになるんです。
当時の社長が史上まれにみる約60年に渡る子供への性虐待をしていたことやそれを会社が隠蔽していた大問題を解決し、これからどう会社を経営していくのかを問われる会見なんです。
そこで、すべての記者が公平に質問できないという裏工作が行われていたとしたら…。
全ての人から信用されなくなり、糾弾されます。
糾弾されるだけで済まないかもしれませんね。
これが事実なら、なんと残念なことなんでしょうか。
NHKスクープ
ジャニーズ事務所は井ノ原副社長が「これどういう意味ですか?絶対当てないとダメですよ」と言ったと、NGリストの存在を記者会見前から知っていた事を認めた
会見「NGリスト」 ジャニーズ事務所が回答「弊社は誰も関与しておりません」井ノ原のやり取りも説明 https://t.co/hWoaM5Ue2t
— これは_ひどい (@korewa_hidoi) October 4, 2023
これに対して、多くの意見が出ています。
ジャニーズ事務所が今月2日に開いた記者会見で、運営を任されていた外資系PR会社が特定の記者などを指名しないようにする「NGリスト」を作成し、会見の2日前、事務所に提示していたことが判明。井ノ原氏はこれらの事実を知りながら、当日の記者会見で「ルールを守りましょう」と発言。相当闇が深い。 pic.twitter.com/38E1NorLbY
— あいひん (@BABYLONBU5TER) October 4, 2023
NGリストの存在を知っていながら、井ノ原さんがそういった振る舞いをしているのなら悪質であるという意見が出ています。
とあるが、会見前にNGリストの存在は知っていたってことよね。
知りません、見てもおりませんって無理じゃない?
子供たち云々とか言ってたけど、あれは、なんだったの。
リストはPR会社が勝手に作ったもの
10時の報道ステーションでは、リストはあるがそれはPR会社が勝手に作ったものである。
とジャニーズ事務所からの回答がありました。
目まぐるしく状況が変化しています。
弊社は誰も関与しておりません、見てもおりませんとのこと。
日付変わってジャニーズ公式から文書
これ信じる人いるのかね そもそも会場短時間しかおさえてない時点で全員を当てる気ないでしょ
抜粋
『井ノ原が、「絶対当てないとダメですよ」と言いました』
『今回は、会見を委託したコンサルティング会社がしたこと』 #NGリスト
#ジャニーズ事務所会見 pic.twitter.com/s0dux6VzcU— 暁鐘響いて浅草建ちぬ (@kiminojissen) October 4, 2023
きっと、会社は大パニックでしょう。
これほどの、ごたごたってなかなかないと思うのですが…。
井ノ原快彦さんの評判がどんどん下がってしまっています。
イノッチを応援しているファンにとっても、とても辛いことではないでしょうか。
社長である東山紀之さんも副社長である井ノ原快彦さんは、この件で三度目の会見を開くことになるのでしょうか。
まとめ
V6としてデビューしてもう28年の井ノ原快彦さんは、イノッチとして多くの人に好感を持たれているアイドルのひとりです。
今は、この表現も過去形になってしまっていますが…
井ノ原快彦さんは、芸歴28年のうち8年間をNHK「あさいち」で有働由美子アナウンサーとともに司会をしキャリアを積んできました。
そこでの振る舞いや発言などから、とっても「いい人」「好感が持てる」「頭の回転が速い」など人としての魅力もあるという立ち位置でやってきた方だと思います。
Jr.の育成でジャニーズアイランドの社長を滝沢秀明さんから引き継ぎ、アイドルなのにお父さんの立ち位置にいる人でもあります。
それが二回目の会見での騒ぎをおさめようとしたことが、論点ずらしをしていて問いに対して真摯に答えようとしていない。
論点ずらしの手法をわざと使っていると多くの人がそう感じたようです。
あるいは被害者の方への言葉として不適当と思われる発言をしたことで、今までの「いい人」「好感度が高い」よりも「危うい人」ではないかという意見が多く出ていました。
そして今、ジャニーズ事務所やマネージメント会社としての新会社も会見のトラブルによって大揉めに揉めているといってもいいでしょう。
井ノ原快彦さんは、とても人柄が良く頭の回転の速い方で、そこが魅力なんです。
立ち位置がどう変化しようと、状況が悪くあろうときっとこれを乗り越えてくれると信じたいですね。
今回は、イノッチ立ち位置これでいい?いい人だけでない評判や評価を調査をお届けしました。